部長のためのマネジメント能力開発コース(GMC)について

講師:船橋 正美
一般社団法人日本能率協会 経営・人材革新センター 専任講師

 「部長のためのマネジメント能力開発コース」は新任・既任の部長を対象とした3日間の研修です。
 研修内容は以下のような6つのセッションで構成されています。内容はオーソドックスですが講義は少なめで、4~5人のグループで他社の部長と共に議論や相互発表などを行いながらアクティブに知見交流するというのが特色です。

【1日目】
 1. 部長何をすべきか
役割範囲と責任の再認識
 2. この事業をどうするか
事業戦略のフレームワークと視点
【2日目】
 3. この業績をどうするか
構造改革(イノベーション)
 4. この部、課、グループをどうするか
意図的なコミュニケーションの重要性
【3日目】
 5. この課長をどうするか
後継者の指導・育成
 6. この会社をどうするか
高い目線での自部門改革

 受講する部長の方々は所属する企業の規模、業種、部門もさまざまです。社員1万人以上の大企業から200人~300人規模の会社まであり、業種は製造業、IT系、素材、建設、金融・保険等と多岐にわたり、部門も開発・設計、生産、営業、品質管理、企画、人事、総務等など多様です。
 グループの構成はなるべく多様なメンバーになるようにしているので、研修を通して異業種交流ができるようになっています。

研修で得たものは「新しいスキル、知識」と「異業種交流による気づき」

 参加者から評価されているのは大きく2つのポイントです。「新しい知識、スキルを知ることができたこと」と「他業種の部長との議論を通じてさまざまな気づきを得られたこと」です。