新事業開発実践力養成コース

講師:池田 裕一
株式会社日本能率協会コンサルティング 技術戦略センター
シニア・コンサルタント

パラダイムが変わり、企業は新事業に真剣に取り組み始めている

 「新事業開発実践力養成コース」はすでに10年以上担当している研修ですが、実はコロナ禍を経て、今、受講希望者が非常に増えています。コロナ流行当初にいったんストップした新事業が再び動きだしたこともありますが、なによりコロナ禍後、既存ビジネスの限界がより鮮明になったことが大きな理由だと考えています。
 これまでは頭打ちながらもなんとかなっていると思われた既存ビジネスが、今後は立ち行かないのではないかと認識されるようになってきました。またサスティナブルやDXといった世の中の変化にもついていかなくてはなりません。
 パラダイムが大きく変わったんですね。多くの企業が「新事業に真剣に早期に取り組まなくてはいけない」というマインドになっています。
 新事業は素晴らしいアイディアがあれば立ち上がるというものではありません。また情熱や熱意があってもそれだけでは組織は動かせません。社内で事業として企画し、開発し、立ち上げていくにはそのためのスキルやノウハウが必要です。
 しかし、ノウハウを持っている会社は決して多くはないのが現状です。ほとんどの会社が自己流で新事業に取り組んでいるといってよいでしょう。
 本セミナーは、新事業開発に関わる社員の方を対象に、新事業開発のためのスキルやノウハウを体系的に身につけていただくことを目的としています。